生駒山へ登山に行こう(642m)
奈良県生駒市と、東大阪にまたがる生駒山。古くは修験道の開祖とされている「役小角」が鬼退治をしたという、伝説が残る山としても有名です。
山頂は入園無料の遊園地となっており、展望が楽しめないのが少し残念。今回は近鉄生駒駅から、山の中腹にある宝山寺を通って、生駒山上へのピストンコースとしました。
石畳の階段を歩くことがほとんどで、登山というよりは軽いハイキングといった感じ。登山口までは、所々、昭和の時代を感じることのできる、古い街並みを歩くことができます。
公共機関を使ったアクセス方法、登山ルートや立ち寄り温泉、 グルメ情報などをまとめています。
大阪と奈良の境、生駒山域に鬼取山というところがあり、そこに人喰い鬼の話がある。昔、赤目、黄目という夫婦鬼がおり、始はおとなしかったが、やがて人の子供を食べることをおぼえ、村々を荒らしまわった。
村人がこの鬼退治を計画しましたが、髪切山まで行くと、雨が降り、風が吹いて近寄れない。どうしても鬼退治ができず困っていました。
そこへ、役行者が来て、鬼の子供をとらえ隠したところ、鬼が一生懸命鬼の子を探したので、役行者がその鬼に、自分の困ることは人の困ることだと説教。鬼は非を悔いて、髪を切り行者に従ったという。この2匹の鬼が前鬼・後鬼である。
引用元:http://www.infokkkna.com/ironroad/2015htm/iron11/1502ikoma01.htm
生駒山へのアクセス 電車
●往路 復路
駅名 | 料金 | 駅名 |
---|---|---|
(市営)梅田 | 240円 | (市営)難波 |
(近鉄)難波 | 400円 | (近鉄)生駒 |
梅田~難波~生駒
計640円 往復 1280円 ※片道の目安時間 約40分
生駒駅前 コンビニ事情
駅前にコンビニがあります。 買い物はここで済ませておきましょう。少し場所が分りにくいですが、近鉄百貨店の1F部分にあります。
生駒山の地図
こちらに関連する地図があります。
登山コース
①スタート地点:生駒駅
②宝山寺
③生駒山上遊園地
④宝山寺
⑪ゴール地点:生駒駅
約7㌔ 約2時間30分
生駒山コース概要
登り始めという事で、六時過ぎに生駒駅を出発しました。元旦ではありませんが、日の出を拝むためです。
途中でライトアップされた鳥居を発見。ここはまだ住宅街の真ん中。街灯が所々あるのでヘッドライトは使用せずとも大丈夫そうです。
いよいよ太陽が上がってきました。山頂ではありませんが、素晴らしい日の出を見ることに成功。もう少し遅れていたら見ることはできなかったかも。
日の出を眺めながら朝食。お決まりのカップヌードルです。うまいのなんの。
宝山寺、(生駒聖天いこましょうてん)商売の神様「日本三大聖天」のひとつでもあり、朝早くからたくさんの参拝者がおられました。
左右に、お地蔵さまがたくさん並んでおられる道を下ります。100体は超えるその景色は圧巻です。どのお地蔵さまにも、生けたばかりのお花とお賽銭が備えられていました。絶えず人が訪れるのでしょうね。
般若窟とよばれる岩山。海律師が祀ったとされる弥勒菩薩像が遠目に見えます。
両脇に灯篭が立ち並ぶ、立派な参道。
懐かしいポスト。最近はすっかりみかけなくなりましたが、ここでは現役で頑張っています。ジブリを彷彿させるのはなぜでしょう。
喫茶の看板も、当時のまま。昔はよく見た光景です。
のんびりと舗装された参道を下山します。石切方面に抜けると。石切神社にお参りすることもできます。
生駒山のトイレ事情
宝山寺、山上遊園地にトイレがあります。
生駒山 登山 危険
コース上, 特に危険箇所はありません。道標も正確、登山道もしっかりしています。
生駒山系で猛毒キノコ「カエンタケ」が発見されています。人間の指先が突き出たように生え、燃え盛る炎のように真っ赤な色をしています。誤って口にすると、悪寒や嘔吐、手足のしびれを発症し、数日後には死に至ることもあるらしいです。奈良県で大量発生しており、生駒山で100本ほどのカエンタケが発見されています。
生駒山に関連するグルメ
●生駒で美味しいうどんといえばここ。出汁の効いたカレーうどんが美味しい。
●コスパ最高!居酒屋というより小料理屋。登山後の一杯に。